遮熱塗料は車に塗ると効果がありそうです。
調べてみると、過去の採用例としてあったのは、トヨタのプリウスなどに採用された「サーモテクトライムグリーン」という色だけのようです。
【トヨタ】車体表面の温度上昇を抑える塗装「サーモテクトライムグリーン」とは | 中古車なら【グーネット…
トヨタの「サーモテクトライムグリーン」は、世界初の遮熱機能を持つ画期的なボディカラーです。塗料の色の粒子にまでこだわったトヨタ初となる塗装技術で、
画像引用:MONOist:新型「プリウス」のイメージカラーは「情熱の赤」と「世界初の緑」
サーモテクトライムグリーンは、カラーベースの中に「大粒径酸化チタン粒子」を混合させ、太陽光の赤外線を反射する仕組みです。
従来色ではカラーベースの中の「カーボンブラック粒子」が赤外線を吸収し、車体表面温度が上昇する要因になりました。従来の同系色に比べて夏場の太陽光下に2時間駐車した車両で、5度も車体表面温度が低くなる実験結果があります。【トヨタ】車体表面の温度上昇を抑える塗装「サーモテクトライムグリーン」とは
ただ、この色はこの後6年後には最採用廃止となってしまいました。
色的な人気不足が原因なのかと思いますが、他の色で遮熱塗料の色が作られなかったことからすると、車のボディーに遮熱塗料を塗ることの効果は期待する程では無いのかもしれません。